G7広島サミットまであと10日。

広島の地元新聞で「平和」「原爆」という文字を見ない日はなく、さらにサミットへ向けて被爆地広島で行われる意義が議論されています。

憲法9条改正について賛否が報道されています。

80歳の被爆者の方に聞きました。

「被爆者も歳をとって、心配しとるんじゃ。わしらが生きとる間は日本で戦争はないかもしれんが、あと10年20年たってこどもらの代になったらわからん。戦争を知らん人らが軍備を増強せにゃいけん言いよるんじゃけえ。戦争だけはしてほしくない思うとるよ、みんな。」

戦争を体験された方々に改憲賛否のアンケートをとってみたらどうでしょう。

憲法9条は、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄するとしています。

憲法9条が全ての国々にあるとしたら、この世で戦争は起きないのではないでしょうか。

今の改憲への論調は具体的でない上に、拙速すぎます。

国民は何がどう変わるのか理解しているのでしょうか。戦争で傷み苦しめられた方々の想いが今に引き継がれていません。

二度と過ちを繰り返さないよう私も力の限り訴えてまいります。