日本が開発援助（ODA）を行っている国の一つザンビア。

今回は国際保健の現状と今後の見通し、また日本の役割についての視察に訪れています。

日本からほぼ1日かけてザンビアに到着。ザンビアは1964年イギリスから独立以降、内戦やテロがなく比較的治安が安定している国です。

しかしながら貧困率が高い水準にあり、貧困地域は浄化槽や上下水道の整備が不十分で感染症の問題が深刻です。私が滞在している首都ルサカの都市部でもいわゆる貧困層と言われる居住区に水道施設はありません。各世帯からの排水が道路脇の溝に廃棄物と共に捨てられ、汚水と廃棄物の溜まる溝は雨季になると溢れ出してしまいます。

このような状態が続くと、感染症などの危険性が増していきます。

「安全な飲み水」を確保することの大切さを痛感しました。