2025年03月17日
三上えり国政レター 第3号!
こんにちは! 参議院議員の三上えりです。
三寒四温の日々が続いています。皆さま体調管理には十分お気をつけください。

ニューヨークの国連本部で3月3日から7日まで核兵器禁止条約(TPNW)
第3回締約国会議(3MSP)が開催され、広島選出の森本真治議員と一緒に出席してきました。(写真は国連会議場にて左から平木大作議員、森本真治議員、三上)
現在、TPNWの締約国・地域は73カ国。署名国は94カ国で国連加盟国の
約半数となっています。この条約に日本は入っていません。本来なら日本こそ率先して核兵器のない世界の実現に向け、TPNWのリーダーシップを取らなければなりません。被爆国として果たすべき役割を放棄しています。
「核兵器なき世界」は人類が生き残るために必要な概念、「核抑止論」は人類が 自滅する可能性はあっても安全保障にはつながりません。
今回、国会議員会議で発言するチャンスを得ました。私が広島出身であること、なぜ被爆国日本がオブザーバー参加しないのか、核兵器は絶対悪であること、
一発たりとも持ってはいけないこと、被爆者を二度とつくってはいけないことなどを強調し、そして原爆詩を朗読。核兵器も戦争もない世界のために共に力を尽くそうと結びました。
原爆ドームのそばに建立された原爆慰霊碑は「安らかに眠って下さい 過ちは
繰返しませぬから」と刻まれています。
被爆者を悼み、戦争という過ちを再び繰り返さないことを誓う言葉です。この
言葉をしっかりと後世につなぎ、一刻も早く核兵器のない平和な世界を作って
いくことが、残された私たちの使命であると改めて実感した国際会議となりました。
核兵器禁止条約締約国会議について、今後も国会や国政報告などで発信してまいります。