2024年06月26日
乗客の安全確保の改善について
今年1月の #羽田空港 衝突炎上事故を受け、4月 #国交委員会 で乗客の安全確保の改善について質問しました。
この事故で乗客乗員379名全員が18分間で無事脱出できたのは客室乗務員の機転と訓練のおかげと称賛されています。
国土交通省航空局の運航規程審査要領細則では客室乗務員の人数を客席50席に1人以上としていますが、これでは機種によっては8つある非常口すべてに対応できない状況も生じるため、安全上深刻な問題があることを指摘。
その後、運用上の改善に大きな動きがありました。
#日本航空(JAL) は7月から「安全とサービスの両方を総合的に勘案した結果」ボーイング787(座席数186〜291席)の機体で、非常口の数と同じ8人の客室乗務員を配置する運用に変更することを決めました。
非常口の数と同じ乗務員の配置は、乗客へのサービス向上並びに保安上大変重要なことです。まだJALだけの運用ですが、ぜひ他社も改善に向けた取り組みを期待します。
今回の案件は、ある客室乗務員の要望を夏目佳代子葛飾区議が受け、青木愛議員(参議院国交委員長)に相談、国交省幹部と議論が重ねられた上で私のもとに届いた声を国へあげたものです。 国会は閉会しましたが、一人でも多くのこうした声をしっかり集めカタチにしていく活動につとめてまいります。
【JALが全便で非常口一つにCA1人を配置 7月から運用変更】