#新年度予算 は参議院で再修正された上、衆議院に戻され成立しました。少数与党のもと、政府・与党は野党の主張を受け入れながら修正を重ね、当初予算案の修正は29年ぶり、減額修正は70年ぶり。また、予算案が参院で修正され、衆院の同意を得て成立するのは現行憲法下初と、今年の予算審議は異例続きとなりました。

予算案を巡っては自公維で3月4日に衆議院を通過したものの参議院予算委員会で石破茂首相が高額療養費の負担上限額引き上げについて二転三転し、結局見送りを表明したことに伴い、自民、公明両党は27日、予算案の再修正案を参議院に提出しました。

約115兆2000億円の予算のうち新たな国債発行額はおよそ28兆6000億円で全体の24.4%を占めています。

毎年のことながら借金頼みで次世代にツケ送りしない「分相応」の予算案の審議が必要なのではないでしょうか。