原子爆弾が投下された広島で奇跡的に焼け残ったピアノ。「被爆ピアノ」と呼ばれる数台あるピアノは、被爆2世でピアノ調律師の矢川光則さんの手でよみがえりました。戦前このピアノは多くの人達を癒し、戦争という時代に突入してからは歌うことさえも許されなかった時代を想像すると胸が苦しくもなりました。

大変な惨状を乗り越えたピアノの音色の力強さに心打たれると同時に、その平和の音色が人々の心に平和の種をまいていると感じています。

この被爆ピアノのコンサートには、被爆ピアノを映画化した五藤監督と伺ってきました。五藤監督の映画はこの度、米・ロサンゼルスで行われた日本映画祭で平和賞を受賞しました。

唯一の戦争被爆国ヒロシマから平和を発信していくこと。それが私たちの使命だと思っています！