通常国会は150日間の会期を終えて本日閉会しました。

今国会では政府提出の60本の法案のうち58本が成立。

5年間で43兆円の防衛費の根拠となる財確法（『財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置等に関する法律』）は、会期末ぎりぎりの審議となり解散風にあおられて十分な審議をつくせぬまま法案が成立。

また、人権と人命がかかった注目の出入国管理法の審議は委員会で強行採決。

マイナンバーカードに関しては重要なミスやトラブルがあとをたたないことから、紐づけを延期する自治体も出てきています。

秋にも衆議院解散の噂がありますが、参議院は国民不在の政治を続けないためにも「良識の府」としての役割をまっとうできるよう精進してまいります。