2022年12月11日
核兵器廃絶につながる議論を!
核兵器廃絶につながる議論を!
広島市で開幕した広島賢人会議では、被爆者たちが自らの壮絶な体験を国内外の有識者や外交官に語りました。ロシアが『核の脅し』を繰り返す中、唯一の戦争被爆国として何をすべきか。それは、『核兵器を使えばどうなるのか』ということを発信することです。一般論ではなく、核兵器の非人道性を必死になって今こそ訴える時なのです。だからこうして被爆者の方々は、力をふりしぼって、生きている私たちに『同じ過ちを繰返さぬよう』諭し続けているのです。
核兵器保有国と非保有国を代表して来広した委員らは今朝、平和公園を訪れ慰霊碑に参拝しました。
母国の一人でも多くの人に伝えてほしい。
広島に投下された一発の原子爆弾によって、その年だけで14万人が亡くなったこと。
身元が分からない遺骨が、平和公園の原爆供養塔に静かに眠っていること。
77年が経った今もなお多くの被爆者が、原爆の後遺症に悩まされていること。
子どもたちに核兵器のない世界をなぜ継承しなければならないのか。
そして、慰霊碑に刻まれた言葉。『安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから』