本日からインボイス制度がスタート。

マイナンバーカードに続き開始後の大きなトラブルや混乱が予想されます。

今回の大きな問題点は、インボイス制度に登録しない事業者からの仕入れは、インボイス登録番号、税率・税額等記載の請求書ではないため、消費税の「仕入れ税額控除」として認められないという新しい方式です。

そのため、企業としては、インボイスに登録をした事業者から仕入れを行う方が税額控除をされ有利なため、インボイス未登録の事業者は取引を中止または減額される可能性があります。ただ、このことについては独禁法違反などの問題もあると言われ始めましたが、私の周りでもチラホラ減額を指示されたなど耳に入っています。

物価高騰が暮らしを直撃している中、インボイス制度は小規模事業者にとっての不安感、また登録をした場合でも膨大な事務負担となります。

ここから得られる税収効果は乏しく2480億円程度ともいわれています。

制度中止を求め提出された署名は54万人分。政府はその声を聴くべきではないでしょうか。

インボイス反対署名54万筆　小規模事業者の不安渦巻くなか導入へ（朝日新聞デジタル） – Yahoo!ニュース

インボイス（適格請求書）制度が10月に始まるが、小規模の事業者や経理の現場では不安や混乱の声が絶えない。消費税をめぐる歴史的な制度変更は円滑に進むのか。 「岸田（文雄）総理は、54万を超えるイ