高校生平和大使 の皆さんによる報告会が参議院会館で行われました。

高校生平和大使は1998年に被爆地広島と長崎の平和への願いを世界に伝えるために始まりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　核兵器の廃絶と戦争のない平和な世界の実現に向け「微力だけど無力じゃない 」をスローガンに掲げて活動しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今年は全国から22人の高校生が選ばれました。こうした活動は国内外に知られるようになり、2018年以降は ノーベル平和賞 にノミネートされています。
コロナ禍で海外の活動ができない日々が続く中、今年8月、4年ぶりにようやく国連欧州本部を訪問し624,939筆の署名を提出しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また、11月27日〜ニューヨーク国連本部で開催された 核兵器禁止条約 の 第2回締約国会議 にも代表者が出席し日本がオブザーバー参加すらしなかったことが悔しいとした上で、世界へ核兵器廃絶を訴えました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こうした経験が若い力で国内外に発信されることにより、一人でも多くの方々に被爆の実相を知ってもらう機会になることを期待すると同時に、皆さんの日々の活動が、未来へ生きる私達の希望につながっているということを強く伝えました。