2024年12月02日
保険証の新規発行が停止されます
今日からマイナンバーカードと健康保険証が一体化した「 #マイナ保険証 」利用促進のため、保険証の新規発行が停止されます。
健康保険証を巡っては、すでに受診を断られたり薬局の調剤が後回しにされたりするなど医療現場は混乱しています。マイナンバーカードは義務ではないはずが実質的な強制ではないかと批判の声も。
マイナンバーカードを持たない人、健康保険証の期限が切れる人には、代わりに発行される「#資格確認書」で受診は可能ですが、そもそも資格確認書を作るなら、健康保険証で良かったのではないでしょうか。
国が2014〜24年度にマイナ保険証導入にかけた総コストは少なくとも8879億円(東京新聞調べ)。このうち6割がマイナポイントなど普及のための費用となっています。にもかかわらず、マイナ保険証の利用率は9月末時点でわずか13.87%にとどまっています。
医療情報のデジタル化は必要ですが、トラブル続きのマイナンバーカードに対する国民の不信感を払拭することが、まずやるべきことではないのでしょうか。
保険証廃止 政治決断が招いた混乱 – Yahoo!ニュース