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お知らせ

2025年03月20日

三上えり国政レター 第4号!

こんにちは! 参議院議員の三上えりです。

日本各地からサクラの開花情報が続々と届いています。やっと春ですね(^^)/ 

今国会の参議院予算委員会は異例続きでした。衆議院で可決した予算案は、 高額医療費をめぐり石破総理の発言が二転三転し、参議院で予算案を修正せざるを得なくなりました。予算案が国会で当初予算案を修正したのは1996年以来29年ぶり、減額修正は55年以来70年ぶり、予算案が参院で修正され、衆院の同意を得て成立するのは現行憲法下で「初」となりました。

予算案の審議中に石破総理の10万円商品券配布が発覚しました。予算と引換えに石破内閣は総辞職するのではないか?との憶測も流れましたが、なんとか首の皮一枚でつながったようです。しかし、多数野党が一致団結して「内閣不信任」を提出すると可決しますから、石破内閣は常に総辞職か衆議院解散の二択を睨みながらの国会運営を余儀なくされます。日々、薄氷を踏む思いでしょう。

3月18日の参議院予算委員会で一般質問質疑の機会を得ました。石破総理は出席されませんが、岩屋外務大臣、あべ文科大臣、福岡厚労大臣、中野国交大臣、浅尾環境大臣に質疑を行いました。

3月3日から米・ニューヨークで開かれた核兵器禁止条約第3回締約国会議に参加。政府がオブザーバー参加すらしなかったことを予算委員会で質問したところ被爆者から批判や落胆の声が上がっていることに「期待に沿えず 大変申し訳なく思う」と岩屋外務大臣は陳謝しました。

↓時事通信掲載

核禁会議不参加、外相が陳謝 「期待に沿えず」:時事ドットコム

https://www.jiji.com/jc/article?k=2025031800721&g=pol

ノルウェーでは、日本被団協のノーベル平和賞受賞に対して各学校の授業に、

その功績を教材として配布しています。ぜひ日本でも教材を作成すべきでは?とあべ文科大臣に質問。「一学期中に指導案を作成する」と具体的に日程を区切った答弁をいただきました。

↓中国新聞掲載【被服支廠耐震化 26億円 広島県 事業費2億円増で申請】

https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=150181

【平和賞の意義伝える指導案 小中高向け配布へ 参院予算委 文科相答弁】

https://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=150171

また、旧広島陸軍被服支廠の耐震工事費用と、利活用について文化庁に質問。被服支廠のような被爆遺構は観光資源としても活用して、多くの方々に広島を訪核兵器廃絶や戦争と平和について考えてもらう場にすべきと提案しました。

この日の予算委員会の様子は参議院インターネット中継アーカイブで見られます。https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.phpで『三上えり』と検索してご覧ください。